憧れの美容部員と合コン!ニキビさえなければ・・・

ニキビには中学生の頃からずっと悩まされていました。
ひどいときには顔中に赤いニキビができて、そのニキビ跡はいまでも残っているくらいです。

 

当然多感な中学生ですから、なんとかしようと病院に行ったり、漢方を飲んだりと治す努力はしたのですが、いっこうによくなることはありませんでした。

 

高校に入ってからはずいぶんと良くなりニキビで悩むことはなくなっていましたが、大学を卒業して就職するとストレスからか再びニキビに悩まされることになりました。
そしてそれが悲劇を生むことになります。

 

ある日会社の同僚から合コンの誘いを受けました。
しかも相手はデパートの美容部員ということで非常に興奮しました。
デパートの一階で働く彼女達に、私はずっと密かな憧れを抱いていたからです。
そんな彼女たちと合コンができるとはまさに夢のようなイベントでした。

 

しかし、当日一つだけ気分が晴れないことがありました。
大きなニキビがほっぺにできてしまっていたのです。

 

非常に目立つのでなんとかしたかったのですが、下手に潰すのもどうかと思いそのままにしていました。
あまり気にしないように心がけました。

 

会場のダイニングバーにつくと、バッチリと決めた女性が4人あとからお店にきました。
かなりレベルが高かったと思います。
自己紹介が終わり、一通り皆んなで話し終えると、私は隣に座った女性となんとか楽しく話そうと頑張りました。
しかしなかなか盛り上げることもできません。

 

なぜニキビを気にしてしまったのだろう。泣

 

するとなぜかほっぺのニキビが気になり始めてしまいました。
無意識に触ってしまうのです。
触ってしまうどころか、なぜか摘んで潰そうとしているのです。
自分でも行動の意味がわかりません。
パニックになってきました。

 

そしてついにニキビを潰してしまったのです。
彼女がヒッと悲鳴をあげました。
飛び出たニキビの中身の白いものが彼女の手の甲についたのです。
彼女はゴキブリを見るような目で私を見ました。
私は謝り、おしぼりで手をふき、お金を置いて泣きながら帰りました。